スクールでの、CDリリースのためのバンドレコーディング事例

スクールディレクターです。今回は、先日CDをリリースした、スクール内のバンド『うっきーモンスター』について、レコーディングの様子をまとめてみました。CDショップやアマゾンで売るためのCDはどのように作っていくのかをみていってみましょう。

今回のうっきーモンスターレコーディング:参加メンバー


代表(スクールディレクター):うっきーメンバー(ウクレレ)


鹿又先生:うっきーメンバー(ドラム)


kuさん(ギター科):うっきーメンバー(歌・パーカッション)

また、エンジニアは

サウンドリソーススタジオの磯村さんとはるぴょんに担当してもらいました。

バンドレコーディングの流れ(シンプルな編成だから1日で)

代表(スクールディレクター)パート:ウクレレ

代表はなんとウクレレでの収録になります。今回のオリジナル曲はソフトなサウンドになるので、オケはウクレレ、パーカッションのみのシンプルな構成です。

しかし、

爪を切り忘れたとのことで、あわてて爪切りを借ります(ピックじゃなくて指で弾くので、爪がひっかかるとプレイに影響する)。

(ウクレレレコーディングの様子です)

ウクレレの収録も納得のいくプレイであっという間に終了させてしまいました。南国サウンドの基盤を入れ終わります。
アレンジ上、こういう楽器が前面に出てくると、南国的な雰囲気になりやすい

鹿又先生 パート:ドラム

シンプルなセットにブラシでのプレイが光ります。

鹿又先生は現役吹奏楽団のパーカッション担当なので、こういったドラミングもかなり得意です。

何テイクか録っていき、休憩中にアドバイスや作曲者としての音の雰囲気を伝えます。

短時間で良いテイクを叩き出してしまいました!!!

kuさん パート:歌・パーカッション

ウクレレ、ドラムの次はいよいよ歌入れになります。

この楽曲のメインボーカルは当初レッキーでしたが、仮音源を作った際にどうも違和感があったので急きょkuさんにバトンタッチしました(歌をもっともしっかり拾う位置にマイクをセッティングしています。マイクには指向性や得意な周波数がありますので、ここはエンジニアと相談しながらすすめます)。


レコーディングにもだいぶ馴れた様子で、当初のようなぎこちなさは感じられません!!オリジナル楽曲を歌い上げるkuさん。ついでにパーカッションも録っています。


何回か録り、良いテイクを選別していきます!途中、苦戦した箇所もありましたが、どれもイメージ通りのメロディーを歌い上げてくれました!!

ミックス・マスタリング


ミックス・マスタリングは磯村さんが担当します。パソコンやミキサーにて最終的なパン、イコライザーや周波数も設定していきます(dawはレコーディングスタジオの定番、pro toolsです)。あとづけの細かいエフェクトもできるので、こちらの要望も飲んでいただけるのも嬉しいです!!


すべての楽曲のミキシングもほとんど終了、あとは各楽器の細かい音量バランス設定を多少調節し、マスタリングで全体の音量や曲間などを調整します。
画面は特別に見せてもらいました。シンプルは編成の楽曲とはいえ、多くのトラックがあることが確認できると思います

各楽曲が素晴らしいサウンド、迫力になり市販のアーティストCDと遜色がないレベルに昇華してもらもらいました。

完成したCDは?

CDについては、もちろんリリースしましたので、amazonや仙台市内楽器店・しまむら楽器インディーズコーナーなどで買うことができます。youtubeのPVページ内に、amazonリンクがありますので、Pvを見て気に入っていただけたら、ぜひご注文ください(今回レコーディングした曲も、もちろん収録されています)。

https://www.youtube.com/watch?v=vXogmt3mJGQ
(youtube pv)