エレキギター:ファンキーなリズム・カッティング風ギターフレーズやってみた

エレキギター科・菊田です。バンドにギターで参加するときに『ソロパート・ジャムセッション』などで役に立つ、ギターのフレーズ例を取り上げます。今回はファンキーなリズム・カッティング風です。手元近めの動画もあるので、指の動きなども確認しながら進めてみましょう。

ファンキーなリズム・カッティング風ギターフレーズ例(動画)

スクールディレクターからお願いされて、サクッとアドリブで弾いてみたところです。手元アップしたのでちょっと画質が荒くなりました。
落ち着いたファンクフュージョンみたいな感じもしますね。ソロ・伴奏どちらにも使えそうです。ロック系の曲でも、音量が落ちるパートで混ぜるアレンジにしても効果的です。

ファンキーなリズム・カッティング風の、演奏ポイント

リズム面:カッティングにミュートを混ぜて、音符のアクセントが弱いところを意図的に作る

フレーズの冒頭部分『チャッ・チャッ・チャー』というリズムのところなどです。右手ではピッキングをしているけど、音量・長さなどが無くてアクセントが弱い音が入っているのが確認できると思います。

『チャー・チャー・チャーー』と全部伸ばしたり、『チャチャチャ・チャチャチャ・チャー』と、全部しっかり音が出るように弾くと、このノリは出ないので、アクセントがつかない部分にミュートをいれて16ビートの細かいノリを表現します

2小節に1回などのスパンで、単音フレーズを混ぜてみる(コードに対応する音階)

全部和音でカッティングしても良いのですが、今回のケースだと2小節に1回のタイミングで、単音(音階を弾くフレーズ)を取り入れました。これは、曲の長さやセクション・BPM(テンポ)・歌や他の楽器の入り具合などに応じて変わってきます。

フレーズの組み方としては『曲のキーにあわせた音階で弾く』『コードに対応する音階で弾く(アヴェイラブルノートスケール・マイナー音階にドリアンというように)』などのやり方があります。

その他、キメっぽいフレーズや、半音下降していくようなコード進行も取り入れました。バンドでユニゾンしたりしても楽しいでしょう。