ベース科・スクールディレクター・米谷です。今回は、ベース科生徒さんが、モータウンビートっぽいベースラインに挑戦しましたので動画を撮影させてもらいました。(教室主催第6回RPライブでも披露しました)一部演奏のコツなどもありますので、ベースをやってみたい方はぜひ見ていってください。
モータウンビートとは?
アメリカ・デトロイド発祥のレコード会社モータウンが作っていた曲でよく取り入れられたリズムです。人によって解釈が異なりますが、『you can’t hurry love(スプリームス)やPart Time Lover(スティービー・ワンダー)みたいなハネたビート』・『頭打ちドラム&休符を取り入れたうねるベースライン』の2種がモータウンぽいと言われます。
今回の動画では『休符を取り入れたうねる、モータウンぽいベースライン』ですすめます。
モータウンビートっぽい、休符を取り入れたうねるようなノリが良いフレーズの動画
フレーズ例の動画がこちらです。
上記のベースプレイのポイント
左手を上手く浮かせてスタッカートをかける
フレーズの冒頭付近です。『タタタッ・ターターター』『タタタッ・タッタッタッ』となるように、フレットを押さえている指を少し浮かせて、スタッカートをかけます。長さが短くなるのでキレがよくなります。
ポイントは軽く左手を浮かせること(完全に離れていると開放弦が鳴ってしまいます)。
レイキングを使って、音数を増やしつつうねりを加える
写真の場合だと、中指でG弦(1弦)を弾いた後、そのまま中指で連続してD弦(2弦)・A弦(3弦)を弾いています。細かい3音をレイキングで処理しました。細かいリズムで下がっていくので、うねりが出やすくなります。